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2024.12.25
【機械式駐車場補修工事】塗装補修は美観の為だけではありません 内容、目的編
塗装補修工事をご提案すると「多少の見栄えは気にしない」と言われることがあります。
見た目の問題…だけではないご提案理由があるのです。
1. 機械式駐車場の役割と環境
機械式駐車場は、車輌を効率的に収容できるように設計され、屋外に設置されるケースも少なくありません。
そのため、外部環境にさらされ、次のような影響を受けやすいのです。
・錆や腐食:湿気、雨水、融雪剤などによる金属部分の腐食。
・摩耗と傷:日常的な使用による摩耗、車輌との接触による傷。
・紫外線や酸性雨:塗膜の劣化を引き起こし、耐久性が低下する。
2. 塗装補修の目的
塗装補修を行う主な目的は以下の通りです。
・錆や腐食の防止:金属部分を保護し、構造の強度を維持する。
・機能性の向上:機械式駐車場を安全に利用するために、部品の劣化を抑える。
・寿命の延長:定期的な塗装補修により、大規模な修繕を先送りでき、コストを削減。
・美観の維持:見た目を整え、利用者に快適な印象を与える。
3. 補修を怠るリスク
塗装補修を先延ばしにする事により以下のようなリスクが考えられます。
・錆水の落下:降雨時等に雨と錆が混じり車輌に垂れ落ちる。
・構造の劣化:錆が進行すると、耐久性や安全性が低下する。
・運用停止の可能性:部品が損傷すると修理のために運用を一時停止しなければならなくなる。
・コスト増加:放置による損傷が進むと、後の修繕費が高額になる。錆、腐食によりパレットに穴が開き、パレット全体の交換に至ってしまうケースもあります。
4. 塗装補修のタイミング
定期点検時に塗装の状態を確認し、劣化の兆候が見られた場合に早めに対処する。
または定期的に塗装補修を実施することも有効な方法です。
5. 具体的な補修方法
表面洗浄:錆びや汚れを除去する。
防錆処理:錆び止め剤を塗布する。
再塗装:専用の耐候性塗料を使用して塗り直す。
仕上げ:均一な仕上がりを目指し、必要に応じて複数回塗装を行う。
6. 長期的な維持管理
定期的な点検と補修:問題の早期発見と対処を徹底する。
使用環境に応じた対応:海沿いなどの塩害地域では特に錆対策が必要。
塗装補修は機械式駐車場の安全性と長寿命化のために不可欠です。
定期的な管理を行い、問題が小さいうちに対処することがコスト削減にもつながります。
では、どこに依頼するのか?
明日は機械式駐車場の塗装補修を依頼する際のポイントをお伝えします。
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
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