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2025.03.07
機械式駐車場を使用する際に考えておくべきこと
新たな生活で初めて機械式駐車場を使用される方も多くなる時期です。改めて、機械式駐車場ならではのポイントや注意点を確認してみましょう。
◎機械式駐車場は車輌のサイズ制限がある
平面駐車場と異なり、機械式駐車場はそれぞれのパレットや車室に車輌を収容します。そのため車高が高い、車幅が広い、などの車輌は収容できない場合があります。制限以上の場合は平面式の駐車場や、収容車制限の大きな別の駐車場などを探す必要があるため、あらかじめ実際に使用する予定の機械式駐車場の収容車制限を確認しましょう。
◎水害リスクに注意
地下ピット式の機械式駐車場の場合は、排水ポンプの能力を超える豪雨などの際にはピットの水没の可能性があり、台風や大雨などの災害時には、事前に近隣のコインパーキングなどへ車輌の移動が必要になるケースも考えられます。地下ピット式の機械式駐車場では、こうした水害リスクの備えも考えておく必要があります。
◎凍結や積雪、降雪時の注意
機械式駐車場は凍結や積雪、降雪時には、誤作動による事故などを防ぐために機械自体を作動させない事が立体駐車場工業会からも推奨されています。大雨などと同様に事前の車輌移動などを考慮する必要があります。
また、実際に機械式駐車場を利用する場合には、機械装置で作動させるという事を考慮し、気を付けておくべき点がいくつかあります。ケガや事故などの危険がともないやすい一面もあるので、以下の部分には十分に注意しましょう。
◎注意が必要な場所であることに留意する
機械式駐車場のパレットやゲートを動かす際に近くに誰かがいると、装置に巻き込まれたり挟まれたりする危険があるので注意が必要です。実際に発生した事故は、人がいる/いないということの確認不足による割合が多く、些細な不注意が大きな危険につながってしまう一面があります。運転する自分自身だけでなく、お子さんも含めて、家族全員で共通の認識を持っておくことが必要です。
◎運転者以外は装置に入らない
大きな事故を防ぐには、必要以外でゲートやパレットなどに近付かないことが大切です。入出庫するための機械操作以外で近づかない、運転者以外は装置に入らないなど、最低限のルールを守ることと、安全のために使用者それぞれの基準を作っておくことをおすすめします。
◎周囲に他の人がいないか確認する
機械式駐車場を操作する前に、周囲や装置内に誰かいないかを必ずチェックすることを習慣化しましょう。先ほど紹介したように、機械式駐車場の事故は操作する人の確認不足だけでなく、不要に近づいてしまうなどの不注意からも発生しています。使用上の注意を守って、充分な確認を怠らないようにしましょう。
◎子どもは装置に近寄らせない、子どもの乗降時は特に注意
子どもは体も小さく装置に巻き込まれやすいため、絶対に近寄らないように伝えておきましょう。子どもが乗り降りする場合には、大人が同乗するよりも厳重に注意して操作するようにしましょう。
【まとめ】
マンションや都心のビルなどでは、当たり前に見かける機械式駐車場、設置面積比の収容車輌台数が多いという物件管理上の利点や、防犯や近隣トラブルの防止などのメリットも多くあります。ただし機械操作によって入出庫する分、注意すべき点や使用上の危険などもあり、事前に注意が必要な部分も少なくありません。
新しく使用を開始される方も、今まで使用されていた方も、改めて確認して頂きますようお願いします。
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
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