立体駐車場・エレベーターのソリューションカンパニー

お問い合わせ

Blog
ブログ

機械式駐車場の「全幅」制限、ミラーtoミラーが一番広い!?【駐車の前に要チェック!】

今回は機械式駐車場の車幅制限について、最近増えている注意点をご紹介します。
 
昨今、SUVやミニバン、クロスオーバー車など、ボディがワイドな車が増えています。昔とは車全体の形状もかなり変わっていて「全幅」が車検証記載の数値とは違う部分の場合も増えています。
 
「全幅」ってどこまでを指すの?
車のカタログや車検証に載っている「全幅」は、基本的にドアミラーを除いたボディ本体の幅です。しかし、機械式駐車場で問題になる「全幅」は、車全体の中で一番広い幅を指しています。
 
実は…畳んでもミラーtoミラーが最も広い!
ここが盲点なのですが、最近の車はミラーを畳んでも、その幅(ミラーtoミラー)が車全体で最も広いというケースが増えています。
 
例えば…
車体そのものは1,850mmでも
畳んだミラーの端から端で1,920mm
つまり「ミラーtoミラー」が最広部
という具合に、どこよりもミラーが張り出す形状の車種も多くなっています。
 
機械式駐車場に入庫の際はミラーを畳んでくださいというお願いをしていますが、この幅が収容車制限より広いと、収容車制限上の全幅はその数値になり、制限を超えてしまうと
✔ 駐車装置への接触による誤作動や故障、装置の破損
✔ 車体の損傷
✔ 接触や破損の場合に保険対象外などのトラブルにつながる可能性も
まずはミラーを畳んで入庫することが大前提ですが、昨今の車はその幅も要確認です。
 
駐車場選びで気をつけたいポイント
◇機械式駐車場での全幅は
 「車体幅」と「ミラーtoミラー」のより広い方が実際の全幅と考えます。
 
◇自分の車の“最広幅”を把握
 畳んだミラー込みの横幅(ミラーtoミラー)を実測またはメーカーサイトでチェック。
 
◇駐車場選びでのチェックポイント
ミラーを含めた車の実測幅を知っておく
 → 車検証には記載がないことがほとんどですが、メーカーサイトに記載がある場合が増えています。
 
◇現地の収容車制限をチェック!
 → 上記で確認した最大幅が収容車制限内であるかを確認しましょう。
 
 
≪まとめ≫
車検証やカタログの数値で安心していても、実際には「ミラーtoミラー」が一番広いという車が増えている昨今、機械式駐車場の全幅制限には要注意です。
「えっ、入らないの!?」となる前に、特にミラーtoミラーの幅が広い車に乗っている方は、ぜひ一度確認してみてください。ちょっとした確認で、トラブルを回避できます。
 
 
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
本社:東京都渋谷区 横浜・大阪・岡山・高松・広島・北九州・福岡
 
機械式駐車場・立体駐車場・駐車場の事でお困り事の事がありましたら気軽にお問い合わせください
緊急(24時間365日)・点検・工事・リニューアル…何でもご相談ください!

お知らせ一覧