立体駐車場・エレベーターのソリューションカンパニー

お問い合わせ

Blog
ブログ

【機械式駐車場】保全工事の見積をチェックする時に押さえたい6つのポイント

機械式駐車場の保守メンテナンスのうち、定期点検とは別にチェーンの交換や油圧装置の更新など、経年劣化に応じて必要になるのが保全工事です。こうした工事の見積書は金額も大きくなりがちなだけに、ポイントをおさえて確認や依頼を進めることが重要です。
不要・過剰な工事ではなく、本当に必要な箇所の必要な工事を必要な時期に実施する、
そんな「本当に必要な保全工事見積のチェックポイント」を6つに整理してご紹介します。
 
1. 工事内容・対象範囲が明確か
まず最も大切なのは、何のためにどこを直すのかが明記されているかです。提案書などの見積書以外の書面でも判断したい部分です。
✔ 交換対象箇所や部品名(例:リミットスイッチ、チェーンなど)
✔ 劣化の状況や故障リスクの説明
✔ 現地調査に基づいた見積か
目的が不明確なまま「一式」で記載されている見積には注意が必要です。
 
2. 数量と単価が明確か
部品ごとに数量×単価の表記があるかを確認しましょう。「スイッチ交換工事 一式 〇万円」のような曖昧な書き方ではなく、
✔ 「リミットスイッチ ×2個 @10,000円」など明細が明確か
✔ 労務費の計算根拠(人数・日数)もチェックしましょう
 
3. 諸経費の内容と割合
「諸経費」は実際に必要な経費ですが、計上の根拠を確認することも必要です。
✔ 諸経費の内訳があるか(運搬費、仮設費、養生費など)
✔ 全体の金額に対する割合(工事種類にもよりますが、目安は10〜20%程度)
内訳不明で高額な諸経費には要注意です。
 
4. 工期と作業時間
作業にかかる日数や時間帯も確認しておきましょう。
✔ 日数や時間帯の記載があるか
✔ 駐車場の利用制限はあるか(全車停止か一部のみか)
事前周知や、必要に応じて代替駐車場などの準備が必要な場合もあるので、把握しておきたいポイントです。
 
5. 保証と補償の内容
工事後のトラブルに備えて、保証の有無と期間も大切です。
✔ 工事後の保証期間(例:1年保証など)
✔ 施工ミス・初期不良があった場合の対応
これらが曖昧な業者の場合は、信頼性の面で再検討したほうがいいかもしれません。
 
6. 担当業者・作業員の体制
実際に工事を行う作業員の資格や体制も確認したいところです。
✔ 実際の作業に必要な資格の保持者がいるか
✔ 自社一元管理の下での作業か
万が一の事故や責任所在にも関わる重要な情報です。
 
◎工事に限らずですが、見積は「安いから不安」「高いから安心」とは限りません。内容の透明性と説明力を見極めることが大切です◎
 
≪まとめ≫
機械式駐車場の保全工事は、安全性や稼働率を維持するうえで欠かせない作業ですが、見積のチェックを怠ると不要なコストをかけてしまうリスクもあります。今回ご紹介した6つのポイントを参考に、適正な工事内容と価格かどうかをしっかり見極めてください。
「そもそも適正価格が分からない」「本当に工事が必要なの?」など、基本的な疑問にも詳細にお答えします。見極めるのもなかなか大変、という場合にはまずご連絡下さい。
 
 
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
本社:東京都渋谷区 横浜・大阪・岡山・高松・広島・北九州・福岡
 
機械式駐車場・立体駐車場・駐車場の事でお困り事の事がありましたら気軽にお問い合わせください
定期点検・24時間365日の緊急対応・工事・リニューアル…何でもご相談ください!

お知らせ一覧