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2025.06.23
【提案】機械式駐車場の“部分平面化”という選択肢
近年、機械式駐車場の平面化工事のご相談や実際の工事のご依頼が増えています。
しかし、収容できる台数の減少を懸念され「全て撤去して平面にするべきか?」というご相談が多いのも実情です。
そのような場合には、一部平面化+一部継続使用というハイブリッド型の運用もご提案出来ます。
■ なぜ“全部撤去”ではないのか?
たとえば、単純に計算しても、3間口で縦横で8台収容の多段式の駐車設備を平面化すると駐車できる台数は3台になります。長期的に空きが出ている枠であれば、稼働率を考えて無理に維持する必要はありませんが、駐車スペースの確保という点から考えて、必要な台数=平面+機械式駐車場という選択が良案なことは多いものです。
■ 一部平面化のメリット
・維持費の削減
動かさない設備の保守費用が不要に。必要な部分だけを維持管理できます。
・高齢者や来客の利便性向上
機械操作が不要な平面区画は、誰にとっても使いやすいスペースに。
・空きスペースの有効活用
平面化した区画は、来客用駐車スペース、EV充電区画への転用も可能です。
■ 機械式を残すメリットも
すべてを平面にしてしまうと「収容力」が大幅に下がります。ハイルーフ車対応の機械式区画や、契約車の多い機械だけを残す、または点在している契約を一基にまとめなどで、コストと機能のバランスをとった運用が可能になります。
■ 実際に増えています、“一部解体・一部継続”のご相談
当社では、こうした一部平面化や設備の再構成に対応した設計・工事のご提案が可能です。既存の設備を最大限に活かしながら、今の使い方にあわせた最適な構成をご提案いたします。
■ ご相談はお気軽に
「空きが目立つが、すべて撤去は難しい」「管理組合で方向性がまとまらない」など、判断が難しい場合も、まずは現地調査からご相談ください。
機械式駐車場の“ちょうどいい見直し方”をご一緒に考えていきましょう。
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
本社:東京都渋谷区 横浜・大阪・岡山・高松・広島・北九州・福岡
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