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【目立たぬ重要装置】機械式駐車場の油圧ユニット、長年使っていませんか?

機械式駐車場で車輌を載せたパレットを上昇・下降させる際に、欠かせないのが「油圧ユニット」です。目立ちにくく、且つ重要な装置ですが、長年の使用により劣化しているケースが多く見られます。
 
今回は、油圧ユニットを構成する主な部品と、その経年劣化による影響、そして定期的な交換の必要性についてご紹介します。
 
◇油圧ユニットってなに?
油圧ユニットは、油圧ポンプとモーター、バルブ類、オイルタンクなどで構成され、作動油(油圧オイル)を高圧で送り出すことで、駐車パレットを動かす力を生み出しています。
主な構成部品はこちら
・油圧ポンプ:作動油を送り出す“圧力の源”
・電動モーター:ポンプを駆動する“動力源”
・電磁弁(ソレノイドバルブ):油の流れを制御する“スイッチ”
・リリーフバルブ:圧力が上がりすぎたときに逃がす“安全弁”
・オイルタンク:作動油の“貯蔵庫”
 
◇10年超使用している場合は要注意
油圧ユニット自体は一見、頑丈そうに見えますが、内部のポンプやモーターは消耗品です。
経年による主な不具合としては
✔ ポンプの吐出力が落ち、動作が遅くなる
✔ モーターの劣化で異音や過熱が発生
✔ バルブ内部の摩耗で動作不良や圧力不足
✔ 作動油の汚れによる各部品へのダメージ蓄積
特に10年以上無交換のユニットでは、突然動かなくなる「突発故障」が起きるリスクが高まります。
 
突然の故障で、駐車場が使えなくなる前に…
故障してからの対応では復旧に思わぬ日数がかかることもあり、利用される方への影響も大きくなってしまう可能性もあります。
予防保全の観点からも定期的なオーバーホールや一式交換をおすすめしています。
 
≪まとめ≫油圧ユニットは定期的な見直しを
油圧ユニットは機械式駐車場の中枢部品であり、長期使用で内部部品の劣化の可能性は高くなるため、10年以上使用している場合は交換検討されることをおすすめします。
故障前の計画的なメンテナンスが安心への近道です。
 
油圧ユニットを含めた機械式駐車場の状態診断や更新のご相談も承っています。お気軽にご相談ください。
 
 
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