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2025.07.29
落し物はメンテナンス会社へご連絡を 機械式駐車場使用上の注意事項
限られた敷地で駐車効率を上げる設備としてマンションなどで多く使用されている機械式駐車場ですが、効率よく駐車するための設備としての設計上、隙間が必要になります。そしてその隙間があるが故に「落とし物」という事態が発生します。
この記事では、機械式駐車場での落とし物をの対処法や注意点についてご紹介します。
◎落とし物を自分で拾うのは危険!
機械式駐車場は、機械装置を動力で動かして車輌を移動・格納するシステムです。車輌での使用を前提に作られているため、落とし物を自力で拾おうとすると思わぬ事故が発生する可能性があります。
例えば、
✔ 装置を動かした際に落とした物が破損してしまう
✔ 落とし物が機械の駆動部分などに挟まって故障の原因になる
✔ 無理に拾おうとして足や手を挟んでしまう
無理に拾おうとすると、落とした物・駐車装置・拾おうとした人、それぞれにこのようなリスクがあります。落とし物をした、見つけた、その際には拾おうとせず、機械を作動させずにメンテナンス会社へご連絡ください。
◎ご連絡の際のお願い
①落とした位置を確認
→パレット番号と、どの位置に落ちたかを確認して②のご連絡の際にお伝えください。
②メンテナンス会社もしくは管理会社へ連絡
→機械式駐車場のメンテナンス会社に連絡をお願いします。操作盤等に連絡先のステッカーが貼ってありますが、メンテナンス会社の連絡先が分からない場合は、管理会社にお問い合わせください
③指示を確認して対応を待つ
→拾おうとせず、安全確保までお待ちください。落ちたものや場所によっては駐車場の一時停止などの対応を取る場合もあります。
◎何を落としてしまうのか
車の鍵、居室の鍵、スマートフォンなどが落し物拾いのご依頼のトップですが、手袋などの小物や、意外に多いのがお子さんのおもちゃです。
いずれにしても隙間に落ちる=小さいものなので、機械式駐車場内に出入りする際には全ての持ち物を鞄などに収納することを習慣づけ、落としてしまうような手持ちの小物が無いようにご注意ください。
また、落し物ではないのですが、猫が落ちた、入り込んだというご依頼も時々あります。
貼紙で対応しようにも、猫には読めないので猫やその他の動物は機械式駐車場に近づけないようご注意ください。
【まとめ】
車輌を搬器で動かし、格納するという機械式駐車場の特性上、安全に使用するためにはいくつかの注意が必要であり、落とし物の対処もそのひとつです。注意事項としては、
・焦って動かさず、自分で拾おうとしない
・メンテナンス会社または管理会社へ連絡する
・対応や指示を待つ
大きな事故や機械や器物の破損なく安全に駐車場を利用するために、注意事項を守ってご利用いただきますようお願いいたします。
【ご注意を】
落し物拾いは、故障等の通常のメンテナンス範囲の対応ではないため、有償での対応というご契約となっています。ちょっとした落し物が余計な出費の原因とならないためにも「小物はしまって出入りする」をお願いします。
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
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