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機械式駐車場を“平置き利用”したい?注意すべきポイントと検討のヒント

「機械式駐車場の電源を切って、ゲートを外し、平置きの駐車場として使いたい」というご相談をいただくことがあります。
確かに物理的には“できなくはない”方法ですが、いくつか大きなリスクやデメリットがあるため、私たちとしては積極的におすすめしておりません。
 

≪落下の危険性≫
機械式駐車場は構造上、車輌が収まるパレットの周囲に隙間があります。地下ピット式の場合ではかなりの高さの『穴』ということにもなります。
ゲートを外して平置きで使用すると、その隙間から人や物が落下する危険性があります。特に小さなお子様や高齢者にとっては大きな事故につながりかねません。
 
≪誰でも出入りできる状態になる≫
本来のゲートは、機械の稼働時に安全を確保するだけでなく、不特定多数の人や車が駐車場内に立ち入らないための「防犯設備」としての役割も担っています。
ゲートを外してしまうと駐車場が常に開放状態となり、誰でも自由に出入りできるようになってしまいます。これにより、不正利用やトラブルにつながる可能性もあります。
 
 
→→→ 平面化工事という選択肢
機械を止めて暫定的に使う方法は可能ですが、安全性や防犯性の面からも根本的な解決にはなりません。暫定的にという理由を見直すことも駐車場の今後を考えていく上では重要なポイントにもなります。
利用者の減少や維持費の問題など、使い方の方向転換であれば「平面化工事」も選択肢の一つとなります。専用の工事を行うことで、段差や隙間を解消し、安全で使いやすい駐車場へと改修することができます。
平面化工事のご案内→【機械式駐車場の次のステージ】平面化工事のページをリニューアルしました
 
◆まとめ◆
機械式駐車場を「電源を切って平置きで使う」ことは、完全に不可能ではありません。しかし、安全性・防犯性・将来的な利便性を考えれば、あまりおすすめできる方法ではありません。
駐車場の利用状況が変わり「もう機械を動かす必要がない」という場合には、平面化工事というご提案も可能です。
どう使うか、どのように変更していくか、ご希望や現在の状況に合わせた選択肢をご提示します。
 
 


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