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2025.10.07
機械式駐車場 安全な入出庫のポイント
機械式駐車場での入庫時の安全ポイント
入出庫時の「ちょっとした油断」が大きな事故につながることも。
機械式駐車場を利用する際、多いトラブルのひとつが「車止めを越えてしまう」というケースです。車止めを越えると、駐車設備や外壁の破損、また場合によっては車輌の損傷にもつながる危険があります。
1. なぜ「車止めまで」が重要か
車止めは車の位置を正しく決めるための基準です。所定位置で止めることで、パレットや吊り具に不均等な力がかかるのを防げます。また、所定位置からずれてセンサーに反応して停止することも防げます。
車止め以上に進んでしまうスピードで入庫してしまうと、フェンスに当たる、案内鏡に当たるなど前進駐車・後進駐車いずれの機械式駐車場でも場内の設備の破損にも繋がり、その衝撃が車輌に及ぶことも充分に考えられます。
2. 入庫時は必ず“停止後”にギアをPに入れる
Pレンジに入れてすぐにブレーキを離すと、車が少し動いてしまう場合があります。完全に停止してからギアをPに入れるようにしましょう。
3. 出庫時は「周囲の安全確認」を最優先に
出庫の際は、ゲートが完全に開いてから操作を始めてください。
どのようなタイプの設備でも、パレットの動作中にアクセルを踏むと非常に危険です。
ゲート開閉中やパレット移動中の入出庫操作は絶対に行わないこと。
操作盤のランプ表示や音声案内をよく確認してから行動しましょう。
4. 同乗者の誘導は慎重に
同乗者が誘導する場合も、ジェスチャーや声が聞こえづらい環境があります。
特に地下や屋内駐車場では反響音や照明の影響で判断を誤ることも。
あくまでドライバー自身の感覚で「止まる・動く」のタイミングを把握する意識が大切です。
5. 雨や暗い時間帯は視認性が低下
雨天時や夜間は、パレットの位置や車止めが見えにくくなります。
ライトを点灯し、ミラーやカメラを活用して慎重に操作してください。
≪まとめ≫
車止めを越えるなどの入庫ミスは「急いでいた」「いつも通りの感覚で停めた」といった些細な油断から起こります。
しかし一瞬の油断が大事なお車の損傷や、機械式駐車場の途中停止や破損に繋がることも事実です。いずれも破損によって、修理に高額な費用や時間がかかることもあります。
日々の安全意識が、安全・安心につながります。
慌てない、油断しない、丁寧な操作を。
その積み重ねが、安心な機械式駐車場利用を支えています。
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