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2025.10.09
この季節に見直しを ~ 機械式駐車場周囲の植栽 ~
朝晩の気温がぐっと低くなり、少しずつ過ごしやすくなっています。日中はまだ気温が高い日もありますが、動きやすい季節ともいえるのではないでしょうか。そんな日々、ここでチェックして頂きたいことがあります。
「機械式駐車場の周囲の植栽、夏のまま放置していませんか?」
夏に伸びすぎた植栽、また秋には葉が落ちる植栽、 放っておくと機械式駐車場の故障や事故、また冠水の原因になりうる場合があるのです。
■ 伸びすぎた枝を放置すると?
1. 【故障・停止のリスク】
植栽の枝葉が伸び過ぎると、機械の可動部分やセンサーに触れたり、最悪の場合巻き込まれる恐れもあります。これはすなわち誤作動や停止の原因となります。また、センサーを遮って作動停止してしまう可能性も少なくありません。
2. 【利用者の安全が確保されない】
成長し過ぎた枝葉が視界を遮れば、歩行者や車の視認性を下げてしまいます。また、落ち葉であれば床面に溜まって、スリップの原因になることも考えられます。
3. 【美観と管理イメージ】
伸び過ぎて雑然とした植栽に囲まれた機械式駐車場では、利用者だけでなく近隣にも施設全体が「管理不十分」という印象なり、イメージもよくありません。
管理をしっかりとして整えられた環境はトラブル回避にもつながります。
4. 【冠水に繋がる場合も】
葉が落ちる植栽の場合は、上記の床面のスリップだけでなく、ピット内にたまって排水口をふさぐ恐れもあります。排水口がふさがった状態で大雨が降ると、ポンプは正常に作動しても落ち葉が蓋になって雨水がせき止められ、冠水してしまう恐れもあります。
■ 剪定をおこないましょう
植栽の剪定は、年2回、春(4〜5月)と秋(10〜11月)がベストシーズンです。秋は夏に伸び過ぎた枝葉をすっきりさせたり、落ち葉になる葉を事前に処理することも可能です。この時期にしっかり整えておくことが思わぬトラブル予防につながります。
■ 剪定の依頼はプロに任せる
剪定作業は、高所作業や電動工具の使用を伴うため、専門の植栽管理業者に依頼するのがベストです。弊社では剪定作業は出来ませんが、機械式駐車場を作動させながらの作業など、立会や補助作業などのご相談を承ります。立会があれば、センサーやスイッチなどに誤って当たったり動作ミスなどのトラブルを防止出来ます。まずは事前にご相談ください。
連携作業をする事で、駐車場の稼働への影響も最小限に抑えられます。
■ まとめ:草木の管理は安全管理!
機械式駐車場は、車と機械だけではなく、周囲の環境も含めた総合的な管理をすることが重要です。植栽の管理は、小さなことに見えますが、大きな安心につながります。
ぜひこの機会に、植栽を含めた機械式駐車場の周囲の環境を見直してみませんか?
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
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