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機械式駐車場利用のポイントは「収容車制限」高さ・幅・長さ・重量には規定があります

機械式駐車場を安全に利用するために最も大切なのが「収容車制限」です。
高さ・幅・長さ・重量など、それぞれの機械にあわせてメーカーが定めた明確な規定があります。また、機械によっては最低地上高・ホイールベース・オーバーハングなど細かな数値の規定がある場合もあり、それぞれの機械に必ず記載・表記されています。

 
■ 収容車制限はメーカーが決めた“安全の基準”
機械式駐車場は、車輌を収容して動かす「搬器」や「パレット」などの可動部品が複雑に連動して動く精密な装置です。そのため、車輌の大きさや重さが少しでも制限を超えると、作動に支障をきたしたり、車輌の破損に繋がるおそれもあります。
これらの制限値は、メーカーが機械の構造・安全性をもとに設計段階で決定しているものです。
見た目に余裕があっても、「高さが数センチ」「重量が数キロ」オーバーするだけで、機械に過剰な負荷がかかったり、作動中に車輌が設備と干渉する場合もあります。
 
■ 制限を超えると事故や故障の原因に
収容車制限を超えた車輌を入庫すると、
✔ パレットが変形する
✔ 車体が装置に接触する
✔ 昇降装置やワイヤーに過大な力がかかる
など、重大な事故や高額な修理につながる恐れがあります。
また、センサーや安全装置が誤作動を起こし、機械が停止してしまうケースもあります。
これらは一見「突然の故障」に見えますが、原因をたどると収容車制限超過が関係していることも少なくありません。
 
■ 「少しくらいなら…」が一番危ない
「あと1センチくらいなら入るだろう」
「普段は大丈夫だったから今回も大丈夫」
そんな“慣れ”が一番危険です。
収容車制限には安全マージンはありません。少しの超過でも、車体や装置を損傷するリスクがあります。
 
■ 代車やレンタカーにも注意を
いつも使っている車が問題なく入庫できても、代車・レンタカーなどの「別の車輌」を入庫する必要がある場合には利用前に必ず、駐車装置に表示されている収容車制限表を再度確認してください。車種やグレードによって、わずかにサイズが大きい場合もあります。
また、全く同じ車種でもエアロパーツやキャリーなどの付属品で制限を超えていないかにも注意が必要です。
 
 
≪まとめ≫
収容車制限を守ることは、
◎ 利用者の安全を守ること
◎ 大切な車を守ること
◎ 機械を安全に長く使うこと
につながります。
 
「少しくらいなら」と思わず、制限値の確認を習慣にすることが、トラブル防止の第一歩です。
 


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