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2025.10.31
機械式駐車場の周辺環境 後部フェンスや囲いの見直しで、安全性と安心感を向上
機械式駐車場の周辺環境を見直してみませんか?
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機械式駐車場の安全対策として、前面のゲートやフェンス設置の重要性はこれまでにもご紹介してきました。今回は、「後部」や「周囲の囲い」にも着目した対策についてお伝えします。
◇思わぬ侵入経路になる後部や側面
利用者の方が普段目にするのは機械式駐車場の前面が中心ですが、実は後部や側面が無防備になっているケースも少なくありません。
例えば、このような事例も…
・補修工事後に開口部がそのままになっていた
・敷地外との境界にフェンスがなく人が入り込める
・隙間から動物などが出入りしている
実際に、近隣の猫が機械式駐車場内に出入りしていた例や、無断で人が抜け道として通行していた可能性がある事例も報告されています。
機械内部は人や動物の滞在や通行を想定していません。万が一、巻き込みや挟まれ事故につながれば大変危険です。また、駐車設備を足掛かりにするなど駐車以外の使用方法で機械にダメージを与えた例もあります。
◇こんなポイントをチェック
安全にご利用いただくため、次の点をぜひご確認ください。
✔ 補修跡や目隠しフェンスに隙間がないか
✔ 背面が外部道路や空き地に面していないか
✔ 外周フェンスの高さ・強度は十分か
✔ 動物が通れる幅の開口部がないか
✔ 夜間の視認性(照明設置の有無)はどうか
特に、動物の侵入は小さな隙間でも可能です。
季節によっては巣作りの可能性もあり、配線や部品への被害にもつながります。
◇有効な有効な対策例
・外周フェンスの増設、高さ変更
・メッシュ隙間の目詰め対策(ネット施工等)
・照明・防犯カメラの追加
・既存囲いの点検、補修
外構は建物管理の一部と見られがちですが、機械式駐車場の安全性を守る重要設備でもあります。
◇まずは周辺環境の確認を
機械式駐車場の安全は、装置そのものだけではなく、周辺環境と一体で考えることが大切です。「前面は対策したけれど、裏側までは見ていなかった」という物件も、意外と多く見られます。安心・安全にご利用いただくため、ぜひこの機会に外周環境をご確認ください。
◇気になる箇所はご相談ください
機械式駐車場の構造・安全ポイントを熟知した立場だからこそ、適切な位置・形状のアドバイスや工事立会い、事前確認が可能です。
「どこを塞ぐべきか」「機械の動作に干渉しないか」こうした判断には、専門知識が必要になります。安全のための工事が、逆に機械の動作を妨げてしまう事は避けたいものです。
設備と安全対策がバランスよく機能するためにも、まずはお気軽にご相談ください。
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