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【機械式駐車場の重要部品】 昇降シャフトの役割と知っておきたいポイント

機械式駐車場は多くの部品で構成されて動作していますが、その中でも縦方向の動きを担う「昇降シャフト」は、安心して車を出し入れするために欠かせない存在です。
 
◆ 昇降シャフトとは?
昇降シャフトは、パレットを上下に動かす「昇降装置」の中心部にあたる部品です。
モーターから伝わる回転力を昇降チェーンや昇降機構に伝え、パレットを滑らかに昇降させる働きをしています。
普段目に触れることは少ないものの、このシャフトが正常に動かなければ、パレットは上下しなくなり、車の取り出しができなくなる重大トラブルにつながります。

 
◆ 交換を検討すべきサイン
次のような場合は、昇降シャフトの摩耗や損傷が進んでいる可能性があります。
✔ 昇降時に「ゴリゴリ」「キュルキュル」などの普段と違う音がする
✔ パレットが上下する際に振動が大きくなった
✔ 昇降動作にムラがある、スムーズに上がらない
✔ シャフト表面にサビ、摩耗痕、油の焼け付きが見られる
これらを放置すると、昇降が途中で止まったり、安全装置が働いて利用不能になるケースもあります。
 
◆ 昇降シャフトを交換するメリット
安全性の向上
昇降異常による荷重バランスの乱れや突然の停止を防止できます。
 
突発的な故障を予防
特に古い装置では、シャフトの劣化が他の部品の破損につながることも。計画的な交換で不意の緊急対応を減らせます。
 
動作の静音化・安定化
摩耗したシャフトが新しくなることで、昇降時の振動や騒音が軽減され、日常の使い心地が向上します。
 
装置全体の寿命を延ばす
負荷の分散が改善されるため、チェーンやベアリングなど周辺部品の余計な劣化を抑制できます。
 
≪まとめ≫ 昇降系トラブルの多くは「早めの交換」で防げます
昇降シャフトは、10年以上交換されていない機械では特に注意が必要な部品です。
定期点検で摩耗が見つかった場合などのタイミングや、期間を決めた計画的な交換など、故障する前に交換することが結果的にコストを抑える近道になります。
 
「まだ動いているから大丈夫」と思っていても、劣化したシャフトは突然トラブルを起こすことがあります。
昇降装置の安定運転のためにも、早めの対応をご検討ください。
 
昇降シャフトをはじめ、機械式駐車場の点検・部品交換についてのご相談は、お気軽にお問い合わせください。
 


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