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2026.01.09
機械式駐車場の点検指摘事項 「ワイヤーロープの素線切れ」とは
機械式駐車場の定期点検を行っていると「ワイヤーロープの素線切れ」を発見するケースは決して珍しくありません。
普段は目に触れにくい部分ですが、実は駐車場の安全性を左右する重要なポイントの一つです。
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○ 素線切れとは?
ワイヤーロープは、複数の細い鋼線(素線)を束ねて作られています。
この素線が1本、2本と切れている状態を「素線切れ」と呼びます。
初期段階では
・ 1~2本程度の軽微な素線切れ
・ 動作や見た目に大きな異常がない
といった状態も多く、その場合は交換をご提案しつつ、経過観察とすることもあります。
● 緊急停止が必要になるケースも
一方で、点検時に
✔ 素線切れが多数発生している
✔ 特定の箇所に集中して切れている
✔ 触ると手に引っ掛かるほど劣化が進んでいる
といった状態が確認されることもあります。
このような場合は、安全確保のため緊急停止措置を行わざるを得ません。
ワイヤーロープは車両やパレットを支える部品です。
万が一にも破断すれば、重大事故につながる恐れがあります。
◎ ワイヤーロープは「消耗品に近い部品」
ワイヤーロープは、使用年数や稼働回数、環境条件(雨・湿気・塩害など)の影響を大きく受けます。そのため、「壊れたら交換する部品」ではなく、消耗品に近い部品と考えることが重要です。
見た目では判断しづらく、
「まだ使えそう」
「今すぐ困っていない」
と思われがちですが、内部では確実に劣化が進行しています。
◎ 計画的な交換が、安全と長寿命につながります
トラブルが起きてからの交換は、
・ 突然の使用停止
・ 緊急対応による負担増
・ 利用者様への影響
といったリスクを伴います。
一方、計画的にワイヤーロープを交換することで
・ 安全性の確保
・ 突発的な停止の回避
・ 機械全体を長く安心して使用
することが可能になります。
≪まとめ≫
ワイヤーロープの素線切れは、点検で早期発見できる重要なサインです。
軽微なうちに対処し、消耗品として計画的に交換することが、結果的に安全で安定した機械式駐車場の運用につながります。
点検時の指摘事項は、「今すぐ壊れるかどうか」ではなく、将来のリスクを未然に防ぐための情報として、ぜひ前向きにご検討ください。
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