Blog
ブログ
2026.02.25
機械式駐車場と雨の意外な関係
久々にまとまった雨が降った地域も多かったのではないでしょうか。
ひと雨ごとに温かくなってくる時期でもあります。
雨の日の車-300x239.png)
そんな雨の日ですが、機械式駐車場でこんな経験はありませんか?
「雨の日に限って動かない」
「車を出そうと思ったらエラーで停止していた」
「作動途中で止まってしまい、操作を受け付けない」
実はこれ、センサーへの雨粒付着が原因のケースが少なくありません。
■ なぜ雨粒で停止してしまうのか?
機械式駐車場には、利用者の安全を守るために複数の安全センサーが設置されています。
代表的なものは次のようなセンサーです。
・光電センサー(フォトセンサー)
赤外線などの光を使い、物体の有無を検知します。
・超音波センサー
音波を使って距離や障害物を検知します。
これらは本来、「人や車、障害物があるかどうか」を判断するための重要な装置です。
しかし、センサー面に雨粒や水滴が付着すると、それを「障害物」と誤認識してしまうことがあり、その結果、「安全確認エラー」「センサー異常」といった表示が出て、安全確保のため自動停止してしまうのです。
つまり、故障ではなく“正常な安全動作”として止まっている場合もある、ということです。
■ 雨の日によくあるトラブル例
✔ 強い雨の日だけ動作しない
✔ 作動途中で停止する
✔ リセットしてもすぐエラーになる
✔ 雨が止むと復旧する
このような場合、センサー面の水滴が原因の可能性があります。
■ 対応方法と予防策
① センサー部分の確認・清掃
水滴や汚れが付着していないか確認し、柔らかい布やペーパーでレンズ面だけを軽く拭き取ることで復旧することがあります。
※強く拭くとセンサーの向きが変わる恐れがあります。
※無理な調整は行わず、拭き取りのみにしてください。
② 雨除けカバーの設置
屋外型の場合、センサーに直接雨が当たらないようにすることで誤作動を軽減できます。
現場条件に応じて後付け対応が可能な場合もあります。
③ 定期点検でのチェック
雨だけでなく、
・ ホコリ
・ 虫の付着
・ 経年劣化
なども誤作動の原因になります。
定期点検ではこれらも含めて入念に確認しています。
④ 経年劣化の場合は早めの交換
センサーは精密部品のため、年数が経過すると感度が不安定になることがあります。
✔ 誤作動が増えてきた
✔ 同じエラーが繰り返される
こういった場合は、まとめて交換することで安定稼働につながります。
■ 実は雨以外にも…季節特有の誤作動が…
毎年同じ時期にだけ誤作動が起きるケースがあります。
その原因が『太陽光』です。
特に夕日の角度がセンサーの向きと一致する季節には、光を障害物と誤認識することがあります。
この場合は、
・ センサー位置の変更
・ 遮光カバーの設置
などで改善できることがあります。
■ 雨と機械式駐車場の関係を知っておく
雨の日の停止は、一見すると機械の重大故障のように感じられます。しかし実際は、小さな雨粒が原因ということも少なくありません。これは、安全装置がきちんと働いている証拠でもあります。
とはいえ、
✔ 何度も停止する
✔ 復旧しない
✔ 異音や異常動作を伴う
このような場合は、別の原因が隠れている可能性もあります。無理に動かさず、状況を確認のうえご相談ください。
雨の日は「故障かな?」と思う前にセンサー周辺の状況確認を。
ちょっとした知識が、長時間の停止やトラブルを減らすことにつながります。
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
機械式駐車場・立体駐車場・駐車場のお困り事はお気軽にお問い合わせください
定期点検・24時間365日の緊急対応・工事・リニューアル…何でもご相談ください!
本社:東京都渋谷区 横浜・大阪・広島・北九州・福岡
