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2026.05.20
【梅雨前の今こそ確認】機械式駐車場 油圧シリンダー部品交換とあわせて行いたい「作動油」の点検・交換
気温が上がり始め、これから梅雨を迎えるこの時期。
機械式駐車場の油圧設備にとっては、実はコンディションの変化が起こりやすい季節です。
機械式駐車場の昇降動作を支えている重要な装置のひとつが油圧シリンダー。
普段は目にする機会が少ない部分ですが、パレットを安全に上下させるために大きな力を支え続けています。
そしてこの時期だからこそ、油圧シリンダー周辺のパッキン・Oリング・オイルシールの交換とあわせて、作動油(油圧オイル)の点検・補充・交換をおすすめしたい理由があります。
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■ 気温上昇で変わる「作動油」の状態
作動油は、気温によって粘度(硬さ・流れやすさ)が変化します。
冬場はやや硬めだった油も、気温が上がるにつれて柔らかくなり、流動性が高まります。
これは正常な変化ですが、劣化が進んだ作動油の場合、
・必要な油圧を安定して保持しにくい
・内部シールへの負担が増える
・微細な漏れが表面化しやすくなる
といった影響が現れることがあります。
「寒い時期は問題なかったのに、暖かくなってから違和感が出てきた」というケースも少なくありません。
■ 梅雨時期は“水分混入”にも注意
これから迎える梅雨は、油圧設備にとって注意が必要な季節です。
湿度が高い時期は、設備環境によってはわずかな結露や湿気の影響を受けることがあります。
作動油に水分が混入すると、
✔ 油の性能低下
✔ 潤滑性の低下
✔ 金属部品の劣化促進
✔ シール部材への悪影響
につながる可能性があります。
本格的な高湿度シーズンに入る前に状態を確認しておくことで、季節由来のトラブルを未然に防ぎやすくなります。
■ パッキン・オイルシールは「消耗部品」
油圧シリンダー周辺のパッキン、Oリング、オイルシールは消耗品です。
長年の使用による
・温度変化の繰り返し
・圧力負荷
・作動油との接触
によって徐々に硬化・摩耗が進みます。
暖かくなることで油の流動性が高まると、それまで表面化していなかった微細な劣化箇所から、にじみや漏れが現れることもあります。
■ 部品交換時こそ「作動油」も同時確認を
パッキンやオイルシールを交換する際は、作動油の確認・補充・交換を同時に行う絶好のタイミングです。
理由は、
・作動油も経年劣化する
・汚れや水分混入の有無を確認できる
・新品シールの性能をしっかり活かせる
ためです。
せっかくシール類を交換しても、劣化した作動油をそのまま使用すると、再び不具合につながる可能性があります。
■ 今この時期に行うメリット
梅雨入り前のこのタイミングで実施することで、
◎ 気温上昇による影響を早期に確認できる
◎ 湿度が高まる前に対策できる
◎ 夏場の高負荷シーズンを安心して迎えられる
というメリットがあります。
気候が大きく変わる“季節の変わり目”は、設備状態を見直す良い節目です。
≪まとめ≫ 季節の変化は、見えない部分を見直すタイミング
油圧シリンダー周辺のパッキン・リング・オイルシール交換は、見える不具合への対策。
そこに作動油の点検・交換をあわせて行うことで、設備全体の安定性と安全性をより高めることができます。
特にこれからの気温上昇と梅雨入りを迎える前の今は、点検・交換を検討するのに適した時期です。
「まだ動いているし…」よりも、季節が変わるこのタイミングで
「将来のトラブルを防ぐための一手」として、ぜひご検討ください。
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