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機械式駐車場のチェーンカバー、落ちる前に気づけていますか?

機械式駐車場には、普段あまり意識されることのない小さな部品がたくさん使われています。
以前ご紹介した「チェーンカバー」も、そのひとつです。

チェーンを覆うように取り付けられているため、普段は「そこにあるのが当たり前」という存在かもしれません。
では、このチェーンカバー。落ちていなければ、まだ大丈夫なのでしょうか?
 
実は、そうとも限りません。
 
≪「落ちる」のは劣化が進んだサイン≫
チェーンカバーはプラスチック製のため、長く使用することで少しずつ劣化していきます。
日光や紫外線による影響、機械の作動による摩耗など、毎日の使用の中で少しずつ負担がかかります。
最初は見た目に大きな変化がなくても、
✔ 表面が白っぽくなる
✔ ツヤがなくなる
✔ 硬くなったように感じる
✔ ひびや欠けが見られる
✔ 取り付け部分が弱くなる
といった変化が出てくることがあります。
そして劣化が進んだ結果、ある日突然「部品が落ちている」という状態になります。
 
つまり、落下は劣化の始まりではなく、劣化がかなり進んだ結果として起こることがあるのです。
 
≪すべてのカバーが同じように劣化しています≫
ここで注意したいのが、一部のチェーンカバーが劣化していた場合です。
「落ちたところだけ交換すればいいのでは?」と思われるかもしれません。
 
もちろん、状況によっては部分的な交換で対応できる場合もあります。
しかし、同じ場所で同じ年数使用されているチェーンカバーであれば、落ちていないものも同じように劣化が進んでいる可能性があります。
 
1個だけがだけが突然弱くなったのではなく、全体が少しずつ同じように時間を重ねているからです。そのため、点検などで劣化が確認された場合には、落下しているものだけでなく、周囲の状態まで確認しています。
 
≪「まだ大丈夫?」は見た目だけでは判断できません≫
チェーンカバーは小さな部品だからこそ「これくらいならまだ大丈夫かな」と判断してしまいがちです。しかし、プラスチック部品の劣化は、見た目だけでは分かりにくいこともあります。
取り付け状態や部品そのものの状態などを確認したうえで、交換が必要なのか、もう少し使用できるのかを判断することが重要です。
 
≪「落ちてから交換」ではなく、「落ちる前に気づく」≫
これも機械式駐車場を長く安全に使用するための大切なポイントです。
チェーンカバーのような小さな部品も、定期点検の際に状態を確認しています。
「最近、カバーの色や状態が変わってきた気がする」
「一部が欠けている」
「以前から気になっている部品がある」
そんな場合は、ぜひ一度ご相談ください。
 
機械式駐車場は、目立つ部分だけでなく、目立たない小さな変化に気づくことも大切です。
 


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