立体駐車場・エレベーターのソリューションカンパニー

こちらの記事では機械式駐車場内の落とし物についてお伝えしましたが、機械式駐車場を安全に利用するためには、落下物にも注意が必要です。
今回は、周囲からの落下物に目を向けてみましょう。
 
意外と多い「周囲からの落下物」
機械式駐車場は屋外やビルの一角に設置されていることが多いため、隣接する建物や構造物からの落下物にも注意が必要です。特に以下のようなケースが報告されています。
✔ 上階のベランダに干された洗濯物やラグなどが落下
✔ 近隣の工事現場から工具や資材が飛んでくる
✔ 強風で飛ばされた看板や枝などが引っかかる
こうした落下物が駐車中の車両を傷つけたり、機械設備に損傷を与える事例もあります。ここまで大きなものでなくても、ポイ捨てされたビニール袋がセンサー部分や可動部分に引っかかって作動停止することもあります。
 
対策としては…
・定期的に周囲の安全確認や清掃を行い、落ちそうなものや飛びそうなものは固定、撤去する
・利用者や居住者など、関わる人や近隣の人への注意依頼やコミュニケーション
・落下物が多い場合の関係機関への連絡、相談
・使用時に気になる場所があれば管理者に報告する
・強風の際は一時的に利用を見送る判断も検討
 
≪最後に≫
機械式駐車場は便利な設備ですが、機械設備の特性や屋外に設置されることが多いため、周囲の環境によっては思わぬ事故発生のリスクがある場合も。落とさない、飛ばさない、ことを念頭に「無駄に機械を止めない」という意識を持つことで、より安全な利用につながります。
 
日頃から周囲にも気を配り、安全で快適な駐車場利用お願いします。
 

 
 
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